ツンデレの子はツンデレ。

  
今日は劇団ハッスルのインリン様引退公演……もとい、ハッスルエイド2008を有明コロシアムに観に行ってきました。
思ったより国際展示場駅から近いんだなぁ、有明コロシアム。ビックサイトよりも目の前だ。

オープニングは栃木出身のガッツ石松氏の呼び込みで川田さんが登場、前回募った栃木愛溢れる皆様と沢田研二の「TOKIO」の替え歌、「TOCHIGI」を熱唱。(画像1)
ちなみにリング奥の緑の旗は栃木県旗。
第一ハッスルでは今までHG氏と戦ってきた鬼怒川三人衆がやっぱり栃木県旗を携えて登場するし、後の川田さんの試合の時も鬼怒川三人衆を引き連れてたし……もう今度ゲストに栃木県知事の中の栃木県知事、出てこいやぁ!(意味不明)

んで、第二ハッスルではあーちゃんこと荒谷さんにRGさんは「やられキャラは2人もいらんのじゃ」と対抗意識出してみたり、天龍さんは天龍さんで荒谷さんにブチ切れまくってRG氏にちょっと引かれてたりとまぁそんな感じで。
とりあえず打撲やらケツやらに塩をなすりつけてみる新ジャンルは地味に痛そうではあるんだけども、試合後のリングの掃除が大変そうでした。

第三ハッスルのHG氏VS川田さんは、HG氏が負けたらハッスル追放という試合。
試合前のVTRでの「100%勝ちます」というHG氏の台詞にちょっと厭なフラグ感を感じていたら、(カウンターの)キック、キック、パワーボム?での川田さんの秒殺勝ち。
いろんな意味で納得が出来ないのかHG氏が自らマスクを剥いで、素顔の住谷氏で川田さんを睨み付ける一幕(そういや去年のエイドではHG氏はマスクを賭けた試合で勝利してたっけ)や、前回のハウスのラスト同様ゼウス氏が川田さんを強襲する一幕があったりしつつ。

第四ハッスルでは池谷氏の負傷を新加入の元バボこと長尾さんがカバーする形で銀牙軍団が勝利。
どうやら銀牙軍団は今回で一時解散するものの、今後は長尾さんはハッスル軍入りとの事なので、今までのパワーファイターから池谷氏仕込みのムーンサルトや軽やかなムーブが幾つかプラスされた状態で長尾さんシナリオは再始動、という感じになりそうな。

セミハッスルでは店の権利書を賭けて戦った坂田さんがボブサップを撃破。
序盤攻勢、中盤から終盤に掛けてずっと劣勢、でも最後に逆転して勝利という冷静に思い返せばベタベタな王道展開だったんですが、だがそれが良い。
サップ氏が坂田さんをリング外に投げた時に下敷きになってたRG氏も良し。
試合後に降臨した高田総統がトーナメント戦の実施を明らかにし、優勝者には一つ願いを叶えてあげるとの総統の言葉にハッスル軍も味方同士潰し合うトーナメントにも乗り気になってきたかな、という所でいったん中締め

んでメインハッスル。(画像2)
今までの母子の確執を振り返るVTRが流れ、2人がリングインして試合開始……すると同時に薄くBGMというか音が流れ出しまして。
同じように試合中に音が流れ続けたエスペランサー戦同様にこの戦いは普通の戦いじゃありませんよ、という合図だったようで、序盤から攻めていたインリン様のモノローグ?が流れたのを境に徐々にボノちゃんが反撃に移り、「今こそハッスルするのよ」というインリン様のモノローグ?を受けてのボディプレスから3カウントでボノちゃんの勝利。

戦いが終わり、ようやくツンを捨てて素直になった母と子だったけれどもその時間はあまりにも短く、力尽きたインリン様を抱えてボノちゃん退場……で閉幕。
「今こそハッスル〜」は去年のマニアの時に妖精さんも坂田さん宛に口にしていた辺り、重要なキーワードなんでしょうな。
で、インリン様(一部ニューリン様含む)のVTRが流れた後、会場の拍手に応えるようにインリン様がカーテンコール。そして終演。


ちょっと6月以降の予告イベントが多くて全体で見ればだいぶとっちらかった感じではあったけども、まぁ面白かったです。
インリン様が引退でHG氏が追放(雰囲気的に住谷名義か謎のマスクマンとして復活っぽい感じではあるけども)、トーナメント実施、ナンバーシリーズとハウスシリーズの統合、その他諸々とこれからハッスル全体の大きな方向転換となりそうなだけに予告が増えるのは仕方ないんでしょうし。
ただ、個人的に座席が通路前だったので逐次通行人に視界を遮られたりなんだりでリングが見にくく、感情移入しにくかったのが残念。
やっぱり大イベントではチケット代をケチっちゃ駄目だ。




そして最後にインリンさん、今まで3年半お疲れ様でした。