命の価値の安い街で、命の為に戦う乙女。

sak1sak2009-06-12

今日は仕事上がりに新宿ピカデリーで何年振りかの映画鑑賞。
ちょっと前に通勤途中の高田馬場の大型ビジョンでやってたCMで気になっていた、タイの『チョコレート・ファイター』というアクション映画で、『マッハ!!!!!!!!』と同じ監督の作品なのだそうで。
事前の情報だと、ヒロインの女の子が母親の病気の治療費を得るべく「フルボッコられたくなかったら金返せ」と昔に母親が金を貸した相手の元へ向かう話、との事ですが、実際は「お前もお前ン所の従業員もまとめてフルボッコられたくなかったら金返せ」、もしくは「振られた女に未練垂れる男は何とまぁみっともない事か」と言う話でした(違)。


噂通りヒロインのゼン役のジージャー・ヤーニン嬢が可愛いし格好良かったです。いや、自閉症持ち(ただしその為にアクション映画や目の前の相手からの技の目コピ等の人並み外れた格闘センスも持っている)というキャラ設定のせいで基本怖い感じなんですけど、それでもふとした瞬間がかぁーいいなーというか。
んで、ヒロインの父親のジャパニーズヤクザ役の阿部寛氏もえらく男前でした。


肝心のアクションもスピーディーで、ムエタイ流の肘を入れたり、攻撃を仕掛けた逆側のこめかみ蹴り抜いてたりとか派手な動きもあったりで、所々グロくてうわぁとなったモノの勉強になったし楽しかったです。
ちなみにヒロインはいろんな場所でバトってる訳ですが、精肉場でのバトルが一番個人的にきつかったかな。
リアルに指先切ったりした経験から自分が包丁に苦手意識を抱いてるからなんでしょうが、肉包丁が殺意を帯びて飛び交うのが何とも怖すぎますw